Webサービス立ち上げに伴い、不可欠なのがURL監視です。URL監視をすることで、レスポンスや応答時間を把握し、サービスの状態が適切なものであるか判断できます。
URL監視導入のメリットは、<重大な障害が起こった際に検知できる>というのが一番にあります。今回はWebサイトの監視を導入したい方向けに、HTTPステータスコードや応答時間、レスポンスを定期取得できる『TKS notice』をご紹介していきます。
一目で分かるヘルスチェック
『TKS notice』は、ドメイン・SSLの有効期限通知をアプリ化するものから始まりましたが、より良いものになるように、<ヘルスチェック>を導入しました。
ヘルスチェックでは、【ステータスコード】【平均レスポンス】【レスポンス】がシンプルかつ一目で分かる仕様になっています。Webサイト監視でなくてはならない、4つの項目が『TKS notice』にあります。
Web監視ツールは山ほどある
『TKS notice』は、
「海外ツールでは使いにくい」
「国内アプリで分かりやすく管理しておきたい」
「Webサイト監視ツールの見方が分からない」
などのお悩みも解決します。
海外・国内含めて、Web監視ツールは山ほどありますね。ただ、海外製のものは日本が不十分で使いこなすのは難しく、国内製のものでは通知が不十分な点があります。さらに情報量が多く、複雑で監視ツールに慣れていない方が使いにくいというのも難点です。そこを緩和しているのは、このアプリというわけです。
さらに国内の監視ツールにはない、デバイス通知にも対応しています。メール通知が一般的なWebサイト監視ツールですが、アプリ化によりスマホのロック画面に直接、有効期限や異常検知のお知らせが届きます。
ヘルスチェック表示内容
ステータスコード
『TKS notice』では、ステータスコードをこのように表示しています。アプリ内はシンプルにしているため、情報が多く入って混乱する方でも、問題なく確認していただけるでしょう。
Webサイトの監視に慣れていない方は、下記ステータスコードをご参考ください。
200~(成功レスポンス)状態:◎
200 | OK |
201 | Created |
202 | Accepted |
203 | Non-Authoritative Information |
204 | No Content |
205 | Reset Content |
206 | Partial Content |
300~(リダイレクション)状態:◎
300 | Multiple Choices |
301 | Multiple Permanently |
302 | Found |
303 | See Other |
304 | Not Modified |
305 | Use Proxy |
400~(クライアントエラー)状態:✖
400 | Bad Request |
401 | Unauthorized |
402 | Payment Required |
403 | Forbidden |
404 | Not Found |
405 | Method Not Allowed |
406 | Not Acceptable |
407 | Proxy Authencation Required |
408 | Request Time-out |
409 | Conflict |
410 | Gone |
411 | Length Required |
412 | Precondition Faild |
413 | Request Entity Too Large |
414 | Request-URI Too Large |
415 | Unsupported Media Type |
500~(サーバーエラー)状態:✖
500 | Internal Server Error |
501 | Not Implemented |
502 | Bad Gateway |
503 | Service Unavailable |
504 | Gateway Time-out |
505 | HTTP Version supported |
400~511までは何らかのエラーがあった場合に表示されますので、この2つは最低でもWebサイト監視をする上では覚えておく方が良いでしょう。
レスポンス(24h)
レスポンスでは、24時間の平均レスポンスや7日間・30日間のレスポンスを計測しています。人間はストレスを回避したい生き物ですから、情報を調べようとしたときに、Webサイトの応答時間が遅いとその分ストレスに感じ、早い方へ逃げていきます。
結果的にレスポンスが悪いと集中力が切れてしまい、そのサイトへは2度とこなくなるでしょう。応答時間だけでいえば、理想は1秒以内、10秒を超えると人間のイライラ度は限界を超え、作業どころではありません。
そういった面からも、Webサイトの改善ができるように、日頃からレスポンスを把握しておくと良いでしょう。
まとめ
シンプルなヘルスチェックアプリを導入することで、円滑にWebサイトの監視ができます。『TKS notice』は5URLから無料登録できますので、複数サイトの管理にお困りの方は、まずお試しで登録してみてください。